オープンアクセス出版

オープンアクセス関連情報

オープンアクセスに関するファクトデータ

※データはいずれもSciValにて集計。(2025/1/28時点)
※Article in Press(論文の受理後、巻号ページが付与されていないオンライン速報版)の数を含む。
※オープンアクセスのタイプに関する説明は、本ページ末尾「オープンアクセスのタイプ」に掲載しています。
※「Gold | Green」のように複数タイプが設定されている論文は、複数の方法でオープンアクセスが実現されている論文です。

本学から1年間(2023年1月~12月)に発表された研究成果のオープンアクセスの状況

本学から5年間(2019年~2023年)に発表された研究成果のオープンアクセスタイプ別出版数推移

オープンアクセスとは

論文などの学術情報を、インターネットを介して、無料でだれもが自由に利用できるようにすることをオープンアクセスといいます。

オープンアクセスが進むことは、

  • 格差を超えて、学術情報へのアクセスの平等が推進される
  • 分野を超えた研究成果の共有と再利用が進み、さらに学際的な研究やイノベーションの創出を促進する
  • その成果が社会に還元されることで、人類社会の発展に寄与する

と、社会にとって重要であると同時に、研究者にとっても、

  • 研究成果をより多くの人に読んでもらうことができる
  • 論文を引用される可能性が高まる
  • 研究成果の共有が進み、社会へ還元される

と、多くのメリットがあります。

オープンアクセスにすることは、大学及び研究者の社会に対する責務を果たすことであると同時に、研究者が自らの研究を守り、新たな知を生み出す源泉を主体的に確保することにつながります。
九州大学では、「九州大学オープンアクセス方針」(平成28年1月19日 教育研究評議会決定)を定め、本学の研究成果のオープンアクセスを推進しています。

オープンアクセスのタイプ

  • Gold:出版版をジャーナルサイトにて無料で閲覧できる。CCライセンスが付与されており、ライセンスの条件下で二次利用が可能。
  • Hybrid Gold:Goldのうち、ハイブリッドジャーナル※で出版されたもの。
    ※個々の論文の著者が出版形式をオープンアクセス/従来形式(読者が購読料を支払って読む)から選択する学術雑誌。
  • Bronze:出版版もしくは著者最終稿を無料で閲覧できる。CCライセンスが付与されていない。
  • Green:出版版もしくは著者最終稿をリポジトリにて無料で閲覧できる。

※いずれもSciValにおける定義を引用しています。