九州大学インスティテューショナル・リサーチ室
教員と部局が、活力のある教育研究等活動に取り組むことは、九州大学が世界最高水準の研究教育拠点となるために重要です。
このため、先ず、教員自らが教育研究等の状況を点検・評価し、向上を目指すことが必要です。また、部局長が評価を通して教員の教育研究等活動の状況を把握し、評価結果を将来構想の検討や教員の支援等のための諸施策に活用することは、部局の活性化のために重要な取組となります。
これらのことから、教員の教育研究等活動に係る評価の基本方針を定め、各部局はこの基本方針に則り各々の部局の特性に配慮した評価を行います。
なお、教員活動評価を効率的に実施するために、提出する書類の作成・保管など、評価作業を支援する機能を有する「教員活動進捗・報告システム(Q-RADeRS)」を運用しています。
平成27年4月1日以降、年俸制・混合給与に係る業績評価との混乱を防ぎ、教員の様々な諸活動全体を評価するという従来の姿勢をいっそう明確にし、より実態に即した表現へと改めるため、それまで使用していた「教員業績評価」という表現を「教員活動評価」へと変更しました。
「教員活動評価」は、教員の可視的な業績(成果)に比重を置いた評価ではなく、個々の教員の多岐にわたる幅広い諸活動全体を自己点検・評価することで、教員と部局の活性化を図り、大学全体の活動強化を目指すものです。